1. 水素燃料電池発電システムの実証事業について。

水素燃料電池発電システムの実証事業について。

最終更新日:2025年10月07日



水素燃料電池発電システムの実証事業

 弊社は、内閣府沖縄総合事務局の支援事業である「令和7年度沖縄型クリーンエネルギー導入促進実証事業費補助金」を活用して、水素を燃料に発電する燃料電池(ヤンマーエネルギーシステム)を中城湾事業所(うるま市洲崎)に試験導入し、事業所の特定設備(製氷機)へ水素発電による電力供給実証事業を行っています。水素貯蔵モジュール(トヨタ自動車)を活用した簡易充填設備と燃料電池の導入および併用は沖縄初の取組みとなっています。(当社調べ)


                


 製氷機は現場で働く配電部隊の欠かせないアイテムであり、その製氷機の電源を電力系統から切り替えて燃料電池からの供給のみの独立運転を実施します。

                   
≪水素燃料電池発電システム「HP35FA1Z」35kW×1機(CG画像)≫

 試験導入している燃料電池は、系統連携や自立運転が可能な仕様となっており、事業所の仕組み上(災害時後復旧のため待機)、系統から切り離した運用(BCP対策)も可能なシステムとなっています。
 
 弊社は、今回の実証事業で得た知見等を踏まえ、将来的に沖縄県内において水素の供給体制を整えた上で、常用時の使用電力のCO²削減、非常時のBCP対策としての本格導入に向けて検討を進めていきます。


≪実際の設置様子≫


【補足説明】
■燃料電池(水素)
 水素と酸素の化学反応によって電気を生み出す発電装置のこと。乾電池や蓄電池のように電気を「蓄える」のではなく、外部から供給された水素と酸素を使って「発電」する仕組みで、発電時の振動や騒音が少なく、排出されるのは水のみ、CO₂や有害物質を出さないため環境に優しいシステム。
 
■BCP
 事業継続計画の通称。自然災害等の緊急事態が発生した際に、企業や組織が事業の中断による損害を最小限に抑え、重要な業務を継続または早期に復旧させるために事前に準備しておく一連の計画や行動。
 

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