1. 沖縄都市モノレール電力弱電線路設備工事

沖縄都市モノレール電力弱電線路設備工事

投稿日
2019.12.25
カテゴリ
モノレール保守工事
工期 平成28年1月31日~平成31年4月30日
1.現場の特徴
 本工事は、二〇一九年十月に開通予定である沖縄都市モノレール(ゆいレール)の延長区間4駅間(約4.1㎞)の延長工事の一環として行われる、電力弱電線路設備工事における電力設備(主として電車線設備、き電ケーブル及び高圧配電ケーブル敷設)の施工を請け負いました。今回の作業では、桁上を自走する工事用作業車を使用しての道路上空作業がメインとなりましたので、特に落下物等による第3者災害の無いよう細心の注意を払い工事を進行しました。
2.施設の特徴
 本工事で施工した部分で、特徴的だった設備に電車線設備があります。電車線設備とは、軌道桁側面に設置した支持碍子にアルミ製の架台と、トロリー線を組み合わせた剛体のことであり、この電車線からモノレール車両のパンタグラフへ電力を供給することでモノレールは走行します。その為、電車線設備はモノレールの安全運行にとって、大変重要な役割を果たす設備でしたので、特に注意して施工を行いました。
3.施工上で困難だったところと対応策
 インフラ工事の進捗及び、他業者と作業の競合による工事用作業車(写真参照)の取り合い等により、施工区間の変更が発生し工程通りに進まないことが度々ありましたが、限られた範囲の中でいかに作業効率を上げてロスを少なくするかを考えながら、作業手順や工程の見直し、また、工事関係各社と密に打合せを重ねながら日々現場を進めて行くことで、非常に多くのことを学ぶことができました。
4.現場における体制や取り組み
 県内ではモノレール作業の経験者がおらず、今回は私を含めて協力会社の職人方も初めての作業となりました。作業の中でも特殊な材料や特殊工具の使用が多くありましたので、元請の技術者より指導を受けながら、材料・資機材の名称や用途の勉強会から開始しました。一連の流れを共有した後、簡易模型を製作して各設備における施工手順、施工方法を現場に入る前に模擬的に実施するなど、各工程をひとつずつ確認しながらステップアップして行くことで、協力業者と一体となって知識・技術を深めていくことができました。
5.完成を迎えた感想
 今回の工事では、沖縄都市モノレールの延長工事へ係ることができ大変貴重な経験となりました。現在、県内を訪れる観光客の増加に伴い、ゆいレールの需要も上昇することが見込まれています。本工事を通して、沖縄の産業の発展に少しでも貢献できたなら喜ばしく思います。
最後に、関係各社の皆様、協力会社の皆様のご協力に支えられ、本工事を無事故・無災害で竣工することができた事に深く感謝申し上げます。


 

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